リュート奏者ナカガワの  「その手は桑名の・・・」

スイス音楽留学記「バーゼルの風」(2004年12月~2005年7月)に続くブログです。

犬との距離(2)

子供のころ、柴系の雑種犬を飼っていたことがありました。ポチという名前をつけましたが、当時近所では犬を座敷にあげて買う人はおらず、うちのポチも外の犬小屋で生活していました。

一応首輪はつけていましたが、ひもでくくっていないときも多く、結構放し飼い状態でした。それがあだになって2年くらい後交通事故が原因で天国に行ってしまったんですが・・・

街では野良犬もその辺をほっつきあるいていましたが、人を襲うようなことは滅多にありませんでした。彼らも人を敵対視してはやっていけないということを知っていたに違いありません。

お隣に踊りのお師匠さんが住んでいらして、その方はスピッツを座敷に上げて飼っていらっしゃいました。そういう飼われ方をしていた犬を「座敷犬」と呼んでいました。キャンキャンとよく吠える犬でした。

ポチの餌は私たちが食べているものを少し分けてやるか、残飯でした。牛乳をかけてやることもありましたが。近所の道は国道と県道以外は舗装されておらず、ワンちゃんたちはそこらかしこに勝手にマーキングしたりウンチをしまくっていました。自分が遊ぶのにいそがしかったですから、犬といっしょの散歩はした記憶がなく、それから十何年か後に散歩中にしたウンチを拾って歩く飼い主がいると知って、これって人が犬に飼われているんとちゃうか?なんて驚いたものでした。マーキングは自然乾燥、ウンチは自然乾燥後地面のバクテリアが処理をして姿形がなくなります。

町中(といっても自分が遊ぶ範囲ですが)に犬のウンチがころがっていて、◎◎、◎◎(←桑名に多い名字)は犬のクソなんて悪口があったくらいです。

そのような犬との距離がいつの間にか縮まってしまい気がついたら今みたいになっていました。私は今でも昔と同じような「犬観」の持ち主なので、今の住環境で犬を飼うことはいたしません。